足の裏が痛い!!
皆様、こんにちは!
天気がはっきりしない日が続いていますが体調はくずしてないですか?
夏になり皆様、活動的になった為か当整骨院では最近、足の裏が痛い・・という患者さんが多くなってきました
そこで今日は足の裏の痛みについてお話したいと思います
足の裏が痛い=内臓のどこかが悪い・・と考えがちですが今回は足ツボの事ではなくて筋肉が原因となる足裏の痛みについてお話しをさせていただきます
足裏の痛みについてまず第一にどのような動きをして、どこが痛くなるかがとても大切となります
ほとんどの患者さんがカカトや土踏まずの辺りに痛みを訴えます
特に朝起きて歩き始めた時、長時間の立ち仕事をした時(お疲れ様です)、またはランニングをされている時や後に痛みが出る様です
では、その痛みが出た時に家庭ではどう対処すれば良いでしょう?
なにより最初に足の安静です
次にアイシングをしてみましょう・・
アイシングにも色々とありますが一番、手軽で簡単・・しかも効果的なのはアイスマッサージでしょう
これは冷凍庫の製氷皿で作った氷で痛い所をなぞるだけです
ポイントは’なぞる’事と’製氷皿の氷’です
痛い所をなぞる事で氷による凍傷を予防できます
また製氷皿の氷ならだいたい溶けきるまで約5分くらいです
このくらいの時間はアイシングとしては少し短いと思いますがやりすぎるよりはるかにマシです
痛い所に氷を直接置いたり、なぞらないで一か所に集中して冷やすのは凍傷が怖いので絶対にやめて下さい
アイシングで症状が落ち着いたら今度はサポーター等で痛い所の安静を試しみてみましょう
サポーターをする際の注意点は患部が炎症を起こして腫れている場合は締め付け過ぎない事です
また就寝時は血液の流れを悪くする恐れがあるので外した方が良いでしょう
これでも症状が落ち着かなく痛みが収まらない場合は病院の受診をおすすめ致します
では次になんで足の裏が痛くなるのかをお話ししていきましょう
先程、お話しした様に痛みが出るのは長時間の立ち仕事の後やランニングの際に多い様です
立ち仕事もランニングも足にとても負担が掛かります
特に自分に合ってない靴を履いている場合、とても過酷な状況を足に強いる事となります
この状態が長時間続くとどうなるでしょう?
皆様、ご存じの様に足の裏には土踏まずがあります
地面と足裏の空間ですね・・
これは足の骨一つで構成されているのではなく、いくつかの骨と靭帯、筋肉や腱が複雑に組み合わさって構成されています
何故でしょう?
いくつか理由はありますが大きくは二つあります・・
一つには姿勢のバランス調整、もう一つは衝撃吸収です
ここで大事になってくるのは衝撃吸収の方ですね
ちょうど土踏まずがスプリングの役目となって歩く時や走る時に地面からの衝撃を緩衝している訳ですね
スプリングですから しなやかに動かなくてはなりません
このしなやかな動きを作る為に土踏まずは複雑な構成となっているんですね
過剰なランニングや長時間の立ち仕事をしていると土踏まずに負担が掛かります
すると土踏まずを構成している筋肉などに負担が掛かり炎症を起こしてしまうのです
これが足の裏が痛くなる原因なんです
ではこの痛みを予防するにはどうしましょう?
ランニングの場合なら色々と原因があると思いますが・・・走る時間を短くする ランニングシューズを変える 走る場所を歩道や車道ではなくランニングコースのある公園に変える・・などでしょうか?
長時間の立ち仕事なら靴を変える 靴の中にインソール・中敷きをセットしてみる
または体重が平均より重い場合は減量なんてのも効果的です
以上です
一口に足裏の痛みといってもとても複雑な要素が絡み合っているんですね
また想像以上に足の裏は働き者なんです!
もっともっと足の裏をいたわってあげましょう